刀剣買取王

日本刀・刀剣・刀買取専門、刀剣買取王です

TEL:0120-840-858
刀工の作風
当麻派
当麻派は二上山の麓の北葛城郡当麻が故地で、ここに隣接する興福寺・一乗院の末寺である当麻寺に属していたと思われる。当麻「たえま」とも「たいま」とも呼んでおり、始祖が鎌倉末期の正応頃の年代と伝える国行である。その門流には友清・友行・友長・国清・有法師らが挙げられますが、「元亀元年刀剣目利書」を始めとする古伝書類に国行ら当麻の刀工は銘を打つことは稀であると述べており、たしかに在銘で現存するものが僅少です。また当麻派の一類と伝えられているものに有俊があります。同工には「永仁六年 有俊」と書き下し銘の太刀があり、これを足場にすると国行の年代は正応を少し遡る可能性があるとされている。なお有俊には二字銘の他に「長有俊」三字銘のものがあり、銘鑑ではこれを建武頃とし、実在する作もその頃のものである。したがって両者は年代的な面及び銘字の書風の違いから別人とみなし、二字銘が初代で三字銘を二代とする説があります。三字銘の「長」は「長兵衛」の略と言われています。両者共に作風の見所としては直刃の焼刃に沿って二重刃の目立ってかかる点が特長です。なお当麻の作には個銘を明らかにしない「当麻」とのみ切った時代を南北朝末期乃至室町初期と鑑せられる作が現存する。
(参考文献:名品刀絵図聚成 田野邉道宏著書・古刀新刀刀工作風事典 深江泰正著書・重要刀剣図譜 日本刀 五ヶ伝の旅 山城伝 田野邉道宏著書より転載・引用・抜粋)
当麻国行
当麻派は二上山の麓の北葛城郡当麻が故地で、ここに隣接する興福寺・一乗院の末寺である当麻寺に属していたと思われる。当麻「たえま」とも「たいま」とも呼んでおり、始祖が鎌倉末期の正応頃の年代と伝える国行である。その門流には友清・友行・友長・国清・有法師らが挙げられますが、「元亀元年刀剣目利書」を始めとする古伝書類に国行ら当麻の刀工は銘を打つことは稀であると述べており、たしかに在銘で現存するものが僅少です。形状:鎬造、庵棟、鎬が高く、鎬幅が広い。鍛:板目流れ、地沸厚くつく。刃文:直刃、二重刃交じり、浅く湾れごころあるものあり、小互の目、小乱れ等交じり、足入り、沸よくつき、砂流しかかる。帽子:直ぐに先小丸、掃きかける。
(参考文献:名品刀絵図聚成 田野邉道宏著書・古刀新刀刀工作風事典 深江泰正著書・重要刀剣図譜 日本刀 五ヶ伝の旅 山城伝 田野邉道宏著書より転載・引用・抜粋 画像:日本刀 五ヶ伝の旅 大和伝 田野邉道宏著書より転載)
長有俊
有俊は大和国当麻派の刀工で、初代は二字銘をきり、時代を文永頃と伝えており、実在するものに永仁六年紀の作がある。長有俊三字銘に切る作は二代とされており、時代が建武頃で、長の字を小さく、有俊の二字を大きく切る。長有俊とは長兵衛尉有俊の略と言われるが、長谷部氏の長を冠したとする説もある。形状:鎬造、庵棟、やや細身、小鋒。鍛:板目に杢交じり、処々流れごころあり、地沸つく。刃文:直刃調に浅くのたれ、ほつれごころあり、小互の目交じり、匂を勝ち小沸つく。帽子:直ぐに掃きかけて焼き詰めごころとなる。
(参考文献:名品刀絵図聚成 田野邉道宏著書・古刀新刀刀工作風事典 深江泰正著書・重要刀剣図譜 日本刀 五ヶ伝の旅 山城伝 田野邉道宏著書より転載・引用・抜粋 画像:重要刀剣図譜より転載)

刀工の作風一覧に戻る
ご注意

必ず利用規約をお読み下さい
ご利用規約はこちら

    古物営業法により、買取取引をする際、次の方法でのご本人様確認、代金の振込をさせていただきます。
    身分証明書(運転免許証等(※2))のコピーを用いた取引の場合

  • 「宅配キット」送付先のご住所・簡易書留送付先のご住所と身分証明に記載されている住所が一致している必要があります。
  • 身分証明の名義と振込口座名義が一致している必要があります。
  • 以上全てが一致していない場合は、理由の如何にかかわらず、不一致の場合は一切お買取は出来ません。
古物許可番号
瀬下昌彦 東京都公安委員会許可 第30106150662号 / 株式会社丸英刀剣 栃木県公安委員会許可 第411070001878号

銀座丸英リンクバナー 刀販売コムリンクバナー バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」
加藤慎平刀匠